今日は曇り空が陽ざしを遮り、久しぶりに涼しさが感じられました。
体育大会の練習も佳境に入り、暑さ指数が低い間に、初めて全学年そろって運動場での練習ができました。
各競技の隊形やダンスの位置取りなど、広い場所で確認できたことで、グリーンアリーナでの動きがよりイメージできたことと思います。
また、4年生の社会科では、災害時の備えとして、もし避難所で過ごすことになったらどんなものが必要になるかみんなで考えを出し合いました。
日頃から様々なものに囲まれ、それが当たり前になっている私たち。それらが当たり前でなくなったとき本当に必要になるものは何か、あれば便利なものは何なのか。それらを考えることは私たちにとって大切なことであると同時に、避難所で暮らす方々の大変さに気付くきっかけにもなりました。
授業では、担任が用意した備蓄米にふれる体験もできました。実際に水だけで1時間かけて調理したものを見たみんなから驚きの声があがります。食べてみると、思った以上においしくて、またまたびっくり。
本物だからこそ伝わる、資料や想像だけでは補えない学びがあります。
いつもはボタン一つで炊きたてご飯が食べられる子供たちにとって、1時間かけてやっと食べられるご飯はとても貴重なものに感じられたことでしょう。少しでもおいしいものをと工夫を重ね、開発された方々への感謝と尊敬の気持ちも生まれたのではないでしょうか。
これからも生きた学びを大切に、授業づくりに取り入れていきたいと思います。