
学校概要
ごあいさつ

小学校6年間は人としての土台を築く時期にあたります。
本校ではキリスト教の理念に基づき、一人ひとりが神様に愛されていることを実感し、自分と他者を大切にする心の教育を軸に置いています。児童に寄り添い、一日一日の成長に丁寧に向き合います。
その上で本校の教職員が目指すのは、予測困難な社会にあっても、国内外のさまざまな分野でリーダーシップを発揮して活躍できる女性の育成です。
創立以来70年にわたり受け継がれてきた教育理念「愛の教育」はそのままに、社会のニーズに応える教育にチャレンジし続ける学校でありたいと考えています。
校長 眞浦 由美子
沿革

聖ホアキナ・デ・ベドゥルナ(1783~1854)
1826年、スペイン・カタルーニャ地方ビックにて、聖ホアキナ・デ・ベドゥルナが「愛徳カルメル修道会」を創立しました。
「すべてを愛によって(Todo por amor)」の精神のもと、貧しさや病、そして教育の機会に恵まれない人々のために、生涯をささげました。
その生き方は、時代を超えて多くの人々の心に深い感動を与え、2006年には教皇ベネディクト16世により列聖され、聖ホアキナ・デ・ベドゥルナとなられました。
1949年には、スペインから6名のシスターが来日し、戦後の混乱期に神戸で幼稚園(当初ホアキナ愛児園のち愛徳幼稚園と改称)を開設。子どもたちの健やかな成長を願い、愛に満ちた保育を始めました。
そして1954年、より体系的な初等教育の場としてカルメル学園小学校創設。1955年には、愛徳学園小学校に改名し、女子校ならではの穏やかさや思いやりの心を大切に育みながら、その志と精神を次代へと受け継いでいます。

「スペイン・マドリードにて」
世界に広がる愛徳カルメル修道会 Vedrunaの姉妹校

Todo por Amor
すべてを愛によって
愛徳学園の設立母体である愛徳カルメル修道会は神戸の愛徳学園の他、世界に106校の姉妹校を持っております。
創立者・聖ホアキナ・デ・ベドゥルナの“すべてを愛によって”を基に全世界の学校で同じ教育理念と価値観で教育しています。
校歌
空青く 海はうるわし
丘に立つ すがし学舎
御母の まなざしのもと
学ばんと 我等集えり
恵みうけ 人を愛すと
大いなる ひろき心に
培いて いそしみゆかん
日の本の 栄えのために
日の本の 誉れのために
光浴び あきらけくこそ
真理なる道 歩まなと
わが御母 祈らせ給う
師と友に 教えられつつ
こたえなん 神の御旨に
称えなん わが学舎を

校章の由来
- 冠
- キリストの勝利(復活・栄光)
- 三つの星
- 聖母マリアの徳(優しさ・清さ・強さ)
- 山
- カルメル山(祈り)
- 十字架
- 犠牲・克己
- 炎
- 神と人々への愛