
英語教育

英語で考え、伝える力
グローバル社会においては、どんなに素晴らしい考えを持っても英語が使えなければ、それを伝えるすべはありません。そのため愛徳学園小学校では、脳も耳も柔らかな低学年のうちからたくさんの英語に触れさせ、生きた英語コミュニケーション力を
育成しています。
英語教育
伝える力を育む学びのポイント
伝統の英語教育の3つの柱が基盤
新しい英語教育の土台をなすのは、本校が実践してきた「コミュニケーション能力の育成」、「発音スキルの向上」「読み書きスキルの向上」を柱とする英語教育です。意思疎通できる喜びを体感させ、意欲向上を図り、ネイティブに近い発音やアカデミックな英語への発展をめざします。
英語習得の必須条件に沿って指導
早期からの開始
1年生からスタートします。
学ぶ順序
母語と同じ、聞く⇒話す⇒読む⇒書くの流れに沿って学んでいきます。
学習時間
週4時間、年間140時間を確保しています。
学ぶ環境
ネイティブ教員によるオールイングリッシュの授業を実施しています。
4技能をバランスよく養成
はじめは子ども特有の音を正確に聞き分ける能力を活かし、「聞く」「話す」学習に重点を置きます。
その後、ステップアップの過程で「読む」「書く」学習の比重をアップ。反復学習や、給食や掃除の時間も含めた日常的なネイティブとのコミュニケーションを通してレベルアップを図り、総合的な英語力を培います。
6年間の成長
1・2年生
達成目標
英検5〜4級合格
グローバル社会に適用するコミュニケーションの素地を身につける
6年間の学習構成
子ども特有の音を正確に聞き分ける力を活かし、聞く学習、きれいに発音する学習に注力
「聞くこと」と「きれいに発音すること」に力を入れます。勉強であることを意識させずに、歌ったり踊ったりする中で、楽しみながらたくさんの言葉を蓄積。頭の中で考えることなく、瞬時に英語を理解できる力を育てます。
3・4年生
達成目標
英検4〜3級合格
- 英語を使って簡単な日常会話ができる
- 英語で自分の考えや思いを伝えられる
- 6年間を通して英検3級以上の英語力を身につける
6年間の学習構成
楽しくクオリティの高い教材を用いて、自分の思いや考えを英語で伝える素地を育成
自分の考えを英語で表現するうえでの素地をつくっていく時期です。チャンツ(Chants)やストーリー、絵本などの教材を通して英語のリズムに親しみながら、覚えた単語やフレーズを応用する力を身につけていきます。
5・6年生
達成目標
英検3〜準2級合格 CEFR A2以上
- 英語を使って簡単な日常会話ができる
- 英語で自分の考えや思いを伝えられる
- 6年間を通して英検3級以上の英語力を身につける
6年間の学習構成
自分の思いを伝える力を身につけるとともに、異文化理解や国際的視野を育む
文を読んで理解したり、英語での会話に参加したりできるようになるほか、自分のことや思いを文章で表現できるようにもなります。さらに、さまざまな国の文化や街の様子を知ることを通して、世界に目を向けます。
中学校英語教育へ
家庭学習
相乗効果を生む家庭学習教材を導入
英語を流暢に話せるようになるためには、毎日2時間の英語環境が必要と言われています。本校はこの理想と現実のギャップを埋めるため、授業と連動した児童用家庭学習教材「REP」を導入。繰り返し覚え、繰り返し使うこれらの相乗効果により、自分の言葉として体得していきます。



英語検定
高い習得率を誇る「英語検定」
3年生以上を対象に、本校を試験会場として英検を受験できる機会を設けています。受験前には、教員が各級毎の英検対策講座を開講し、卒業までに3級を全員が取得できるように取り組んでいます。中には準2級や2級に合格者も出てきています。
英検取得状況(2024年度現在)
5級
16名
4級
17名
3級
17名
準2級
4名
2級
1名

英語を活かす場

English Day
学園に勤務しているネイティブ教員との交流を通して、教室での学習から離れ、より体験的に英語を学びます。

レシテーションコンテスト
3年生以上は、これまで学んできた英語力を発揮できるレシテーションコンテスト(英語による暗唱大会)を実施。

英語劇
学習発表会では4年生が英語劇を行なっています。台詞やジェスチャーを工夫して英語でのパフォーマンスに挑戦します。
English Camp
3年生以上がオールイングリッシュで英語活動に取り組む2泊3日の行事です。学年混合の縦割り班で寝食を共にし、英語活動や宿泊地の自然・文化に触れるアクティビティで協力し合うことを通して、英語力はもちろん、自立心や協調性も育みます。

オーストラリア研修
本場の英会話を体験し、世界に目を向けるきっかけとなるような経験を得ることを目的とし、希望者対象の海外研修を実施しています。


4年生以上の希望者を対象に、春体み中、オーストラリアのケアンズでホームステイをしながら、地元の小学校との交流を行っています。今まで学んだ英語学習の成果を発揮することはもとより、日本では学べない言語や文化の違いを肌で感じることを目的としています。さらに、親元から離れて海外で暮らす経験は、子どもたちを大きく成長させます。渡航前はあまり英語の授業で発言しなかった子どもが、帰国後は積極的に発言をするようになったり、「英語に自信がもてるようになった」「もっと英語を勉強したい」という声もあがったりしています。
メッセージ
保護者からのメッセージ
教員からのメッセージ
ネイティブ教員としてこの学園の英語教育に携わることに誇りを感じながら、日々、子どもたちと過ごしています。子どもたちは毎日、英語の歌を歌ったり、英語を聞きながら体を動かしたり、互いに話したりすることで英語の力を伸ばしています。自分を表現することにより自信を得ながら学ぶ雰囲気を楽しんでいます。
ジェイク先生

先輩からのメッセージ
中高時代、英語でのディベートで堂々と話せたのも、大学受験の際、英語での面接に対応できたのも、小学校時代に英語劇をはじめ数多くのアウトプットの機会があったからこそ。小学校で体感した「英語で話す楽しさ」を伝えることのできる英語科教員になることが目標です。
卒業生 M・Gさん
神戸市外国語大学
